2020年度までは屋久島実習として開講されました。

 無事終了いたしました
2022年3月
日程
2022/03/14 - 2022/03/20
2022/02/14-2022/02/20
申込み
申込みフォームを開く
受付締切 2022年1月10日
 
2020年度後期
日程
2020/10/24-2020/10/30 & 2020/11/10
新型コロナウィルスの感染拡大防止のため、中止となりました。
 無事終了いたしました
 無事終了いたしました
2018年度前期
日程
2018/05/19-2018/05/25
※5/17にオリエンテーション、6/1に発表準備、6/5に発表会
 無事終了いたしました
2017年度後期
日程
2017/11/05-2017/11/11, 発表会は11/20
申込み締切
2017年9月15日
2017年度前期
日程
2017/05/13 - 2017/05/19 発表会は5/30
申込み受付期間
2017年4月1日~2017年4月9日
発表会
5月30日に理学研究科セミナーハウスで行います。詳細はこちらでご確認ください。
 無事終了いたしました

2016年度後期 屋久島実習

日程
2016/10/15-21 10/28に発表会
申込み受付期間
2016年8月22日(月)~2016年9月9日(金)

2016年度前期 屋久島実習

日程
2016/5/21-27, 6/7
発表会
2016/6/7に理学セミナーハウスで発表会を開催いたしました。当日の写真等がこちらでご覧いただけます。
The 5th International Seminar on Biodiversity and Evolution: New Methodology for Wildlife Science
 無事終了いたしました

2015年度後期 屋久島実習

内容紹介
(2015年度後期)
A) シカ班 シカの糞を用いた新たな個体群調査法
シカの糞は、シカの個体密度の推定によく使われます。しかし、一般的には、性、年齢、個体などの情報は考慮していません。これらの情報を糞から得られれば、個体群の構成など更に多くの情報が得られると期待されます。個体追跡によって糞を収集し、糞の大きさが体サイズや性別を反映しているかを検討します。また、これに続くゲノム実習では、DNAやホルモンを使って、個体差や、性別、繁殖状態を調べます。

講師 半谷吾郎、湯本貴和
B) 植物班 シダ植物の配偶体における種構成とフェノロジー
森の中で目にするシダ植物の多くは胞子体の段階です。これに比べて、配偶体は大きさが1cm程度と小さく、形態的な特徴から種を同定するのは困難です。しかし、近年のDNA分析の発達により、配偶体の種同定が可能になってきました。 屋久島は年間降水量が4000-8000 mmに達する多雨地帯であり、シダ植物の宝庫となっています。屋久島の数カ所で、シダ植物の配偶体を採取し、昨年の春に採取した資料と比較し、その種構成などを比較します。

講師 篠原渉、工藤洋
日程
- 9/13(日)
申し込み締め切り

- 9/17(木)
参加者決定

- 10月はじめ
事前説明会

- 10/18(日)
屋久島に移動

- 10/19(月)
  ~21(水)
調査

- 10/22(木)
調査まとめ、発表

- 10/23(金)
解散

- 11月はじめ
後期屋久島・ゲノム実習 発表会

申し込み方法
屋久島実習 2015秋 募集要項を読み、記入した 屋久島実習2015秋 申し込み用紙 practice15 [at] wildlife-science.org 宛にお送りください。
締切 2015年9月13日(日)

2015年前期 屋久島実習


内容紹介
(2015年前期)

世界遺産の島・屋久島で、フィールドワークを経験しませんか?豊かな自然の中で、自らの手足を動かして、観察や試料採取をします。何ごとも、見聞きするのと、実際にやってみるのは大違いですが、特にフィールド調査は、実際に現場にいって初めて実感できることが多いものです。野外調査の経験や、大学院での研究分野は問いません。野外調査をしたことがない方や、大学院ではミクロの研究を志している方も歓迎します。 フィールド科学実習(以下、屋久島実習)には、タンザニア、インド、マレーシア、ブラジルの大学院生も参加します。皆さんと同じように、生物学を専攻する大学院生です。屋久島実習は、英語を公式言語としますが、参加者の英語能力は問いません。英語で話した経験の少ない方や、英会話に自信がない方の参加も歓迎します。海外からの同世代の参加者と積極的にコミュニケーションを取ってみてください(海外からの参加者も英語を母国語とする人は多くありません)。 これに続くゲノム科学実習(以下、ゲノム実習)では、屋久島で採取した試料を使って、様々な実験と解析を行います。DNAを扱った経験の少ない方向けのコースと共に、次世代シーケンサーに関する実習も行います。フィールドでのサンプリングと、それに続くゲノム分析を通して経験することで、フィールドワークもラボワークも行える研究者を養成することを目指しています。なお、フィールド実習とゲノム実習の両方を受講することをお勧めしますが、必須ではありません。皆さんの興味や経験に応じて、片方だけを受講していただいても結構です。 なお、本実習は、また、京都大学理学研究科 生物科学専攻の正式な単位として認められます。また霊長類・ワイルドライフサイエンス・リーディング大学院の実習でもあります。


春と秋の開催

屋久島実習およびゲノム実習は、春と秋の2回開催します。秋のゲノム実習は、犬山の霊長類研究所で行います。(屋久島実習は、屋久島で行います。) 春・秋どちらの実習に参加いただいても構いません。


募集対象者

京都大学理学研究科 生物科学専攻に所属する大学院生、および、霊長類・ワイルドライフサイエンス・リーディング大学院の履修生。学年は問いません。


募集要項

Introduction.pdf(ゲノム実習と共通)
申し込み用紙.doc(ゲノム実習と共通)
概要および申し込み方法は、こちらのページでご確認ください


問合せ先
いつでもお問い合わせ下さい。入学前でも結構です。
実習の内容に関する質問は 杉浦まで
杉浦秀樹 野生動物研究センター  sugiura.hideki.7s
春の実習の申込み方法など手続きに関する質問は 左海まで
左海陽子 野生動物研究センター  sakai.yoko.2e


日程
April 16
Deadline for application by students of Kyoto University (both for the Field Science Course and Genome Science Course)
May 18
4:00 p.m.
Guidance for the Field Science Course and Genome Science Course, at WRC in Yoshida Campus. We will have a welcome party for participants from abroad.
May 23
Field Science Course starts (Move to Yakushima on this date)
May 24-27
Fieldwork in Yakushima
May 28
Data analysis, presentation in the afternoon
May 29
Leave Yakushima

担当教員
湯本 貴和, 杉浦 秀樹, 他
 無事終了いたしました

2014年後期 屋久島実習


日程
(2014年後期)
2014/10/19(屋久島現地集合) - 2014/10/24(現地解散)
7/31(木)
申し込み締め切り
8/5(火)
参加者決定
10月9日(木)
事前説明会(霊長類研究所)
13:00~ 屋久島実習PRI・ゲノム実習PRI事前ガイダンス@PRIセミナー室
10/19(日)
屋久島に現地集合
10/20(月)-22(水)
調査
10/23日(木)
調査まとめ、発表
10/24(金)
解散
11/6(木)
後期屋久島・ゲノム実習 発表会

申し込み方法
屋久島実習 2014秋 募集要項を読み、記入した屋久島実習 2014秋 申し込み用紙
sakai.yoko.2e [at] kyoto-u.ac.jp宛にお送りください。
申込み受付期間
2014年7月11日(金)~2014年7月31日(木)

2014年前期 屋久島実習



内容紹介
(2014年前期)
以下の4つのコースのうち、1つのコースに参加します。応募の際に、希望のコースを選んで下さい。ただし、参加希望者の数によっては、ご希望に添えない場合もありますので、ご承知ください。

A)サル コース
屋久島の西部地域では1975年よりヤクシマザル(ニホンザルの亜種)の長期調査が継続されています。野生のサルではありますが、観察者に慣れているため至近距離から観察することができます。採食行動を中心に観察し、サルが何を食べているか調べます。可能であれば、サルの食べ残した食物片を採取してください。サルが食べていないときは社会行動(グルーミングなど)の観察もできるでしょう。慣れればサルの個体識別ができるようになるかもしれません。山の中での追跡は容易ではありませんが、地図とコンパスを使いながら、講師の指示に従ってサルの追跡を試みてください。 行動観察とあわせて糞の採取も行います。採食内容を調べるうえで、糞は重要な手がかりになります。糞をする瞬間を見落とさず、その個体の識別を確実にしたうえで糞を採取してください。採取した糞はDNA解析にも用いますが、そこに含まれる種子や食物(葉や昆虫など)から採食内容を調べます。

B)昆虫コース
昨年の実習では、ヤクシマザルの食べた昆虫を、サルの糞に含まれるDNAから同定しようとしました。しかし、昆虫のDNA配列の情報が不足しており、屋久島の昆虫DNAデータベースを自分たちで作ることが必要なことが分かってきました。そこで、屋久島で特にサルの食べそうな昆虫を採取し、そのDNAデータベースを作ることを目指します。

C)植物コース
屋久島は九州最高峰である宮之浦岳〈1963m〉を擁し、この海抜0 mからの標高による急激な環境勾配が植物の多様化を生み出しています。年間降水量が4000-8000 mmに達する多雨地帯であり、シダ植物の宝庫となっています。屋久島におけるシダ植物の多様性と繁殖スケジュールの基礎データを得るために、植物班では、いくつかの地点で胞子形成を行っているシダと栄養成長を行っているシダの同定を行います。DNAサンプルを同時に採集することにより、形態による同定が難しい場合や、胞子体形成に至っていないシダも対象にします。これらのデータは、哺乳類によるシダ植物の利用を調べるうえでの参照データともなります。

D)シカ(および他の哺乳類の)糞コース
昨年に続き、サル以外の糞を採取して、そこから情報を得ることを目指します。昨年は、ほとんど調査がされていないイタチの糞を探しましたが、思ったよりも糞が見つからず、十分な試料が得られませんでした。今回は、必ず取れそうなシカの糞を採取します。(もちろん、機会があれば、イタチやその他の食肉目の糞も探します)。シカは、サルに比べて直接観察が難しく、何を食べているかは、よく分かっていません。糞に含まれる植物のDNAが同定できれば、屋久島のシカの食性を知る上で、有用な情報になると思います。また、地域によってシカの食べ物も異なると思いますので、少し遠出をして、異なる地域の糞を分析して、食べているものがどの程度違うかを調べてみたいと思います。
日程
2014/05/18 - 2014/05/26
5/18 (日)
14 時30 分頃 京都大学発
5/19 (月)
15 時頃 屋久島着、打ち合わせ、調査準備
5/20-23
野外調査
5/24 (土)
野外調査、調査まとめ、発表
5/25 (日)
屋久島出発
5/26 (月)
午前9 時頃 京都大学着

概要および申し込み方法は "フィールド科学実習・ゲノム科学実習 参加者募集"ページでご確認ください